実はあの人気飲食店がフランチャイズだった!?有名飲食店のFC加盟に初期投資やロイヤリティなどを詳しく解説! 100%
「飲食店を開きたい」
「飲食店の経験がないけど開業できるの?」
「飲食店のフランチャイズの仕組みを知りたい」
こんな疑問・悩みをもっていませんか?
飲食店をオープンするためには、経験や知識、経営能力などさまざまなモノが必要です。
しかし、フランチャイズ(FC)であれば、初めて開業する人でも安心して取り組むことができます。
本サイトでは、人気のフランチャイズ飲食店や、FC展開する際に必要な資金、ロイヤリティなどを細かく紹介しています。
また、フランチャイズのメリット、デメリットなどについても解説していますので、飲食店の開業に興味のある方はぜひ最後まで読み進めてくださいね。
まずはフランチャイズとチェーンの違いを知っておこう!
まず最初に、フランチャイズ(FC)とチェーンの仕組みの違いについて知っておきましょう。
フランチャイズとは、フランチャイズ本部と事業を経営する人との間で契約を結び、運営しているものです。
一方、チェーンは本社が運営する店舗で、本社配属の社員やアルバイトたちが働いています。
簡単に言ってしまうと、フランチャイズが個人経営、チェーンが法人経営と思っていただければいいでしょう。
フランチャイズの場合、本社が使用している経営ノウハウやブランド力、サービスを使用する代わりに、毎月ロイヤリティを支払っています。
ちなみにファミリーマートやセブンイレブンなどといったコンビニのほとんどは、フランチャイズで運営しています。
人気のフランチャイズ飲食店4選!
チェーンとフランチャイズの違いを知ったところで、人気のフランチャイズ店を4つ紹介していきましょう。
加盟する際の初期投資なども併せて紹介するので、比較しながら見ていってください。
大戸屋
男性はもちろん、特に女性から支持を集めている大戸屋。
大戸屋は初め、直営店で店舗数を増やしていきましたが、100店舗を目途にFC展開を行ってきました。
現在は国内に限らず、海外にも積極的に進出しており、アメリカのNYやタイ、シンガポールなど合計115店舗を展開しています。
大戸屋でFC加盟を行う場合の初期投資については以下の通りです。
加盟金 |
400万円 |
加盟保証金 |
120万円 |
設計料 |
170万円 |
設備工事 |
3090万円 |
本部支給品 |
リース契約 |
開店費用 |
650万円 |
合計 |
4430万円 |
引用元:大戸屋
また、毎月のロイヤリティなどは以下の通りです。
ロイヤリティ |
売上の5% |
販売手数料 |
商品代金6% |
システム料金 |
6万円 |
参考:フランチャイズ比較ネット
HottoMotto(ほっともっと)
大手お弁当屋のHottoMotto(ほっともっと)もFC展開を行っています。
ほっともっとの場合、ユニットFC制度という独自のシステムを設けています。
ユニットFCとは、新たに店舗を作るのではなく、営業中の直営店を引継ぎ、そこをFC店舗に変更するものです。
建物や設備だけでなく、スタッフや既存の顧客までを引き継ぐことができるため、低資本・低リスクでスタートできます。
初期投資についての概要は以下の通りです。
加盟金 |
100万円 |
研修費 |
20万円 |
保証金(契約終了時に返金) |
100万円 |
店舗内外装・設備 |
0円 |
仕入れ代金 |
70万円 |
合計 |
290万円 |
引用元;ほっともっと
ロイヤリティなどの料金については下記の通りです。
ロイヤリティ |
毎月8万円(固定) |
施設料 |
家賃・機器使用料など(店舗による) |
経理サポートシステム |
帳簿整理から計数管理など有料でサポート |
引用元;ほっともっと
天下一品
唯一無二のこってりスープでおなじみの天下一品もFC展開を行っています。
天下一品は以前アメトーークという番組で、天下一品芸人という特集が組まれるほど人気です。
ラーメンでFC加盟を行いたい方にはおすすめです。
初期投資については以下の通りです。
※こちらは郊外でオープンをする際のモデルケースとなります。
加盟金 |
200万円 |
保証金 |
300万円 |
店舗内外装費 |
3,000万円 |
厨房工事 |
850万円 |
看板・サイン工事 |
450万円 |
什器・備品等 |
100万円 |
合計 |
4,900万円 |
引用元:天下一品
ロイヤリティなどの料金については以下の通りです。
ロイヤリティ |
毎月2万円(固定) |
広告宣伝費 |
25,000~27,000円 |
引用元:天下一品
ドトールコーヒー
大手カフェショップのドトールコーヒーもフランチャイズを進めており、2022年8月現在においては全国に832店舗まで展開しています。
同じく人気カフェのスターバックスは直営店舗のみとなりますが、ドトールコーヒーではFC店舗を全国に展開しています。
FC加盟するための条件として、下記の初期投資が必要となります。
加盟金 |
165万円 |
出店準備金 |
1店舗につき165万円 |
加盟保証金 |
150万円 |
出店保証金 |
1店舗につき150万円 |
研修費 |
1名につき22万円 |
設計管理料 |
121万円+(契約坪数ー10坪)×4.4万円 |
合計(20坪店舗の場合) |
817万円 |
ロイヤリティ |
税抜き売上の2% |
引用元:ドトールコーヒー
※上記に物件取得費(10~12か月程度)や内外装工事費などがかかります。
飲食店のロイヤリティの相場はどれくらい??
FC加盟をすると、基本的には毎月ロイヤリティを支払わなければいけません。
飲食店の場合、ロイヤリティは「定額制」や「売上歩合制」のどちらかの方式が採用されています。
定額制の相場は、3~8万円
売上歩合制の相場は、3~10%
となっています。
フランチャイズで飲食店をオープンするメリット
飲食店のFC加盟をするメリットは主に3つです。
・本部が宣伝してくれる
・商品開発や仕入れルートの開拓を本部が行ってくれる
・飲食業界未経験でも開業できる
それぞれ紹介していきましょう。
本部が宣伝してくれる
飲食店を切り盛りする中で最も大変といっても過言でないのが宣伝です。
飲食店をオープンして、まず最初にしなければいけないこと、一番大変なことは集客です。
しかし、FC店舗であれば、すでに知名度があるため、宣伝の必要がありません。
すでに認知度があるため、オープンしてからの集客が難しくないので売上もあがりやすいです。
ネームバリューを利用できるのはFCの大きなメリットと言えるでしょう。
商品開発や仕入れルートの開拓を本部が行ってくれる
新商品の開発や仕入れルートの開拓を本部が行ってくれるのも大きなメリットです。
新メニューは本部の商品開発のプロが何度も試作を重ねて作ってくれます。そのため、クオリティの高く、かつ原価もしっかり考えられた商品が出来上がります。
また、仕入れ先も本部が探してくれ、かつ大量購入であることから通常よりもコストを抑えて入荷することができます。
個人店であれば、これらを忙しい仕事の合間を縫って行わないといけないので、その手間が省けることは大きなメリットでしょう。
飲食業界未経験でも開業できる
飲食業界に未経験であっても、経営が未経験でも開業ができます。
基本的には店舗をオープンする前に他店舗で研修が行われます。ここで修行し、本部から認められたのちに開業という流れになるので、業界未経験でも問題ありません。
また、経営のノウハウも同時に学べるので、開業の経験がない方でも安心です。
フランチャイズで飲食店をオープンするデメリット
FC加盟はメリットだけではなく、デメリットもあります。どのようなデメリットがあるのか、理解してからFC加盟するかどうか決めましょう。
飲食店のFC加盟の主なデメリットは以下の通りです。
・初期投資がかかる上に毎月のロイヤリティがかかる
・自由に運営できない
それぞれ詳しく解説していきましょう
初期投資がかかる上に毎月のロイヤリティがかかる
FC加盟を行う条件として、加盟金や保証金を支払う必要があり、さらに工事費など初期投資に大きな金額がかかります。
そのため、基本的には借金をして開業するため、開業後は返済をしていくこととなります。
これに毎月ロイヤリティを支払うので、しっかりと売上を作らないと経営が成り立たなくなります。
上記で紹介したほっともっとのような直営店をFC化するのであれば、リスクは減らすことができるので、自分に合った業界を選ぶことが重要です。
自由に運営できない
FC加盟のもうひとつのデメリットとして、自由がきかないといったところがあります。
メニューやサービスは本部に則ったものでなければいけないので、オリジナリティが出しにくいのが大きなデメリットです。
本部としてはブランドイメージを守るために必要なことではありますが、自分独自の色を出せないのは歯がゆく感じるかもしれません。
また、営業時間や休日なども指定されるケースがあるので、そのあたりも注意する必要があります。
自分の店を持ちたい方にフランチャイズはおすすめ!
飲食店を開いてみたいという人にとってFC加盟は魅力的です。
FC加盟することのなによりの魅力は、知名度をそのまま利用できるところでしょう。飲食店に限らずあらゆるサービスにとって、一番苦労するのが集客です。
飲食店は1年目で4割、2年で約半数もの店舗が閉店すると言われています。それほど、生存率が低い飲食業界の中で、個人店を持つことは非常にリスクの高いものでしょう。
成功には再現性はないが、失敗には再現性があるという言葉があります。
フランチャイズはその失敗を極力減らすノウハウがあるので、初めて開業するという方はぜひFC加盟の検討をしてはどうでしょうか。
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