
「資材コストを下げたいが、品質は落としたくない」
「なんとなく昔から決まった真空袋を使い続けている」
もしあなたがそうお考えなら、今使っている「袋のスペック」を一度見直すだけで、年間の資材経費を大きく削減できる可能性があります。
今回は、福助工業から新しく登場した「ナイロンポリ NLタイプ」をご紹介します。従来の常識を覆す「薄くても強い」この袋が、なぜコストダウンの切り札になるのか。メーカーの技術資料をもとに、その実力を徹底解説します。
1. なぜ「コストダウン」できるのか?数字で見る根拠
結論から言うと、NLタイプは従来の一般的な真空袋に比べて「樹脂使用量を約25%カット」しています。
厚み:60μm〜70μm
厚みで強度を確保
厚み:45μm
素材の強さで薄肉化を実現
一般的に、真空袋は「厚み60μm」が標準とされています。しかしNLタイプは技術革新により「45μm」という薄さを実現しました。
単純計算でプラスチックの重量が25%減る=その分、価格を抑えられるという理屈です。「薄くすると破れるのでは?」という不安があるかと思いますが、そこには明確な技術的理由があります。
2. 薄いのに強い。「延伸ナイロン」の実力
なぜ45μmでも破れないのか。その秘密は「延伸(えんしん)ナイロン」の使用にあります。
「共押(きょうおし)」と「ラミネート」の違い
多くの安価な真空袋は、複数の樹脂を同時に押し出して作る「共押品」です。これらは製造コストが安い反面、強度を出すためにある程度の厚み(60〜70μm)が必要でした。
一方、NLタイプは、ナイロンを縦横に引き伸ばして強度を高めた「延伸ナイロンフィルム」を貼り合わせる(ラミネートする)製法をとっています。
メーカー(福助工業)での物性テストによると、NLタイプ(45μm)は、他社の共押品(60〜70μm)と比較しても、突き刺し強度が同等以上であることが実証されています。
- 畜肉加工:骨のないカット肉、ハム、ソーセージ
- 水産加工:フィレ、一夜干し、すり身
- 農産加工:浅漬け、カット野菜
これらの用途であれば、今の60μmの袋は「オーバースペック」かもしれません。NLタイプに切り替えるだけで、強度はそのままにコストだけを削ぎ落とすことが可能です。
3. 現場が喜ぶ!意外な「作業効率」のメリット
コストだけでなく、現場の作業性も向上します。特に「共押品」を使っている工場様には大きなメリットがあります。
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✅ カールしにくいから、機械にセットしやすい
共押品の袋は、材質の特性上クルッと丸まりやすく(カール)、真空機へのセットに手間取ることがあります。NLタイプはコシがあり真っ直ぐなため、機械へのセットがスムーズです。
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✅ 「耳」があるから、口を開けやすい
NLタイプはサイドにシール幅(耳)があります。これを持つことで袋の口をパッと開きやすく、商品を詰めるスピードが向上します。シール不良による再包装の手間も削減できます。
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✅ 鮮度が長持ちする(ガスバリア性)
延伸ナイロンを使用しているため、一般的な共押品に比べて「酸素を通しにくい」という特性があります(※酸素透過度が低い)。
つまり、長く真空状態を保つことがでるということです。
4. 導入前の重要チェック事項
非常にコスパの高いNLタイプですが、1点だけ「できないこと」があります。
⚠️ 注意:ボイル殺菌はできません
NLタイプはコストを極限まで下げるため、耐熱加工を省いています。
「95℃で30分ボイルする」といった加熱殺菌工程がある商品には使用できません。
逆に言えば、「ボイルしない(真空・冷凍・冷蔵のみ)」という商品にとっては、不要な耐熱機能にお金を払わなくて済むため、これ以上ない選択肢となります。
5. まとめ:その「60μm」本当に必要ですか?
「昔からこれを使っているから」
「薄くするのが怖いから」
そうした理由で高機能な袋を使い続けているなら、ぜひ一度「ナイロンポリ NLタイプ」の無料サンプルをお試しください。
「45μmで十分だった」「むしろ作業しやすくなった」というお声を多数いただいています。


